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英語の上達を短期間で確実に実感出来る独学勉強法は、本サイトの“ホーム”にも書かせて頂きましたが、以下の3つのことを行うことです。
① 英語の語順のままで理解できる訓練を行う
② 日常英会話で良く使われる決まり文句（表現）を暗記する
③ 英語学習を継続的に行う
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① 英語の語順のままで理解できる訓練を行う
英語と日本語は文法が異なります。 幸か不幸か私たちは中学から英語を習ったため、その文法の違いを知ってしまっています。
そのため、英語を聞く際には、英語の文法を意識しながら翻訳作業を頭の中で行っています。
一つの文を聞いてから、頭の中で、主語、動詞、修飾語・・・etc.を頭の中でグルグル入れ替えながら、日本語に翻訳していることになります。
英語を母国語とする人はそのような作業をしていないですよね。 英語の語順のまま理解しています。
私たちも同じ事が出来れば、英語を母国語とする人たちと同じ思考回路で英語を理解できるようになります。
いわゆる”英語脳”に近づく事ができます。
以下の文を聞いたときどのように理解しますか？
He tried to carry all of the boxes at once.
日本語に訳せば以下の意味です。
彼は一度に全ての箱を運ぼうと試みた。
主語以外、見事に英語と日本語が逆順ですね。
では、聞こえた順に頭から訳して行くとどうなるでしょうか？
He tried / to carry / all of the boxes / at once.
彼は試みた / 運ぶことを / 全ての箱を / 一度に
日本語としては不自然かもしれませんが、十分意味は分かりますし、そのようにして英語を理解する訓練をすれば英語力は飛躍的に上達します。
これは主にヒアリングの訓練になりますが、英会話でも全く同じ発想が必要となりますので、結果的に”英語脳”に近づくためのとても重要な英語勉強法となります。
この訓練にはそれを目的とした教材を使用することが効率的です。
以下の教材が最適です。 私は”VOA”、”CBS”両コースとも行いました。
その結果、英語の語順のまま理解出来るヒアリング力が確実についたと実感しています。
英語の語順のまま理解することを意識せずに、英語のシャワーを浴び続けても英語の上達には限度があると思います。
10日間の無料視聴がありますので、是非お試し下さい。 “英語の語順のまま理解する”ことを意識して聞けば、10日間でもその効果を実感出来ると思います。
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② 日常英会話で良く使われる決まり文句（表現）を暗記する
言いたいことを英語でペラペラと話せる人を見るとうらやましいと思いますよね。
海外の学校に通っていた帰国子女なら、子供の時から英語漬けの環境で、自然と英語を覚える機会に恵まれていた結果かもしれませんが、独学で英語を勉強した人でもちゃんと英会話が出来る人もいます。
日本語でもそうですが、普段の会話で使われる文は決まり文句の組み合わせが多いです。 決まり文句を多く覚えていれば、単語を入れ替えたり、覚えている決まり文句をつなぎ合わせて行くことにより、会話が成り立ちます。
また、相手も決まり文句を多く使いますので、自分の覚えている決まり文句を聞いたとたんに、日本語への翻訳作業は一切不要で、英語を英語のままに理解できるようになります。
英語をペラペラと話せる人は、よく使われる”おなじみの英語表現”が自分の頭の引き出しにたくさん入っているのです。
英語で会話を始めた瞬間に、その引き出しが開き、必要な英語表現がどんどん出てくるようなイメージです。
"お願いがあるのですが？ "
よく使う表現ですが、英語で言えますでしょうか？
Would you please do me a favor ?
と言う決まり文句があります。このような表現は日本語から翻訳作業をして英語にするのではなく、決まり文句として暗記をして、いつでもすぐに使えるように、頭の引き出しに入れておくことが重要です。
”願い”を和英辞典で調べると、”wish（望み）””desire（欲求）”などが最初に書かれています。
決まり文句を知らないと、辞書の単語を使って以下の様な英作文をするかもしれませんね。
I have a wish to you.
私はあなたに”望み”を持っています。
の様な意味になり、英語として意味は通じると思いますが、”お願いしたい”と言う意味では理解されないでしょう。
暗記をするのは多少の労力が伴います。
従いまして、どうせ覚えるなら応用のきく表現を覚えたいです。
先ほどの、”Would you please do me a favor ?”を覚えれば、同時に、
Would you please ～ ?
～していただけませんか？
という、使わない日は無いくらいの重要表現も覚えたことになります。
Would you please give me new information ?
新しい情報を頂けないでしょうか？
頻出の決まり文句を覚えれば、①の英語を頭から理解するのと同じように、翻訳作業無しに英語の語順で自然に話すことができます。
決まり文句の暗記を目的として、応用が効く頻出構文ごとにまとめられた教材を使用することが効率的です。
以下の教材が最適です。 私は、色々な本から自分で"決まり文句"を探して、カードに書いて覚えました。
決して無駄な作業だったとは思っていませんが、
"こんな表現を覚えても実社会で使う機会があるのだろうか。。。？"
と、時々、不安がよぎったのも事実です。
暗記は多少の労力が伴います。 逆に、努力をして覚えれば確実に英語力がつきます。 ”暗記不要”の教材で勉強しているライバルに確実に差をつけられます。
お決まりの60フレーズに整理されているこの教材は、無駄なく頻出表現、構文を覚えることができ、確実に英会話力の上達を実感できます。
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③ 英語学習を継続的に行う
毎日、少しずつも良いですが、継続して英語を勉強しましょう。
上記①と②は私自身も実践した結果、短期間で確実に英語の上達が実感出来た方法です。
①はヒアリング、②は英会話のための訓練になりますので、出来れば平行して行うのが良いと思います。
英語学習を継続的に行うために通信教育を受講することが効果的と考えます。
①と②を行い完了してからでも良いですし、ある程度、＋アルファの勉強が出来ると感じた時点で、次のステップとして通信教育で英語の学習を継続的に行うことをおすすめします。
私は、①、②に相当することを行い、ある程度、英語に対して自信が付いた時点で、アルクの1000時間ヒアリングマラソンを行いました。
その後は、英語の学習も軌道に乗り、アルク1000時間ヒアリングマラソンは12年間続けました。
通信教育は毎月提出する試験があります。 それを提出することにより、毎月の自分の実力を定量的、客観的に知ることができますし、点数が上がっていくことにより、自信にもつながります。
但し、点数が伸び悩む事もあると思いますが、短期的な点数の変化で悲観的にならず、英語学習を継続的に続ければ必ず英語力は向上すると信じて続ける事が大切です。
私が、アルク1000時間ヒアリングマラソンを12年間行ったときの試験結果をご参照願います。 点数が伸び悩んでいる時期もありますが、逆にTOEICの点数は上がっています。
点数に一喜一憂するよりも、間違って解答した内容を復習し、それを自分の知識にして、前に進んでいくことが大切と考えます。
英語学習を継続的に続ける上でもう一つコツがあります。
それは、”アルク1000時間ヒアリングマラソンの効果的な勉強法”にも書きましたが、完璧主義はやめた方が良いと言うことです。
あまり英語の勉強をする気がなくて、自分の予定より遅れる時もあるでしょう。
また、難しい構文などに出会って理解出来ない時もあるでしょう。
誰でもそういうことはあります。
そこで立ち止まるのでは無く、1日1個でも新しいことを覚えて、先に進む事が大切です。
毎日続けて、毎日、新しいことを1つでも覚えていると言う実感が自信につながっていきます。
①と②の両方を毎日やらなくても1日おきでもやれば、何もやらないことより、十分に英語は上達します。
英語の単語力や文法力がないので、上記①、②以前の基礎英語の勉強が必要と思われている方もいるかと思います。
単語力や文法はもちろん重要ですが、単語や文法はそれらを単独で勉強するよりも、実用的なヒアリングや英会話を勉強するなかで出会った事を調べる方が記憶に定着しやすいです。
但し、中学程度の英単語、英文法もちょっと怪しいと言う方は、アルクの”もう一度英語 ビジネス Basic”を先にやられることをおすすめします。
これは、TOEIC400点以下の方を対象にして、3ヶ月で完了する通信教育となりますので、英語の超基礎力を身につけるには最適な教材です。
また、英語学習を継続的に実践できたと言う自信にもなります。
尚、TOEICや英検を受ける際には、自分の実力にあった対策本をやることは重要です。但し、対策本だけをしても効果は少ないと思います。
対策本は、自分の実力レベル、試験問題の傾向、試験時間の配分を知る等の目的で、試験前の仕上げとして行うのが効果的と考えます。
但し、文法問題は”文法知識”が無いと解答が困難な問題もありますので、対策本での勉強は効果的です。
私は、TOEIC（IP）で865点のスコアを取ることが出来ました。
リスニング（ヒアリング）は455点で9割以上の正解率となります。
リスニング（ヒアリング）が上達したのは、”SIM スーパーエルマー VOA CBSコース”を両コース行ったのと、”1000時間ヒアリングマラソン”を行った事が全てです。
アルク1000時間ヒアリングマラソンの卒業後は、”CNN English Express”を現在まで続けて英語力の向上を心がけています。
”CNN English Express”は通信教育ではないですが、ある程度、実力が付いた後の英語の継続的な学習用としては、とても使いやすい教材と言えます。
アルクの通信教育は非常に定評があります。 また、種類も色々あります。
以下を参照の上、自分の実力にあったコースを選択されるのが良いと思います。
また、”アルク1000時間ヒアリングマラソンを12年間続けた効果”もご一読頂けば幸いです。
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